演奏を楽しむためのバロックダンスセミナー
概要および目的
バロック時代の舞曲を演奏するときに、この舞曲はどんなステップで踊るのだろう、と思っていらっしゃる方は多いと思います。しかし、本を読んだりビデオを見たりするだけではなかなか理解しにくいため、どうしても実体験が欠かせません。一部の音楽大学などではバロックダンスを授業として取り入れているところもありますが、すでに大学を卒業している方などは、実体験としてバロックダンスを学ぶ機会は少なく、さらにステップと演奏の関係を学ぶ機会はとても少ないです。

当セミナーの形態はグループレッスンですが、より個人的な問題にも対応できるように、演奏も合わせて考えていきます。募集対象者は内容に興味をお持ちであれば、プロ、アマチュア、経験の有無、年齢は問いません。
申し込み方法 2017年4月5日更新
1 ホームページの予約問い合わせフォームをご利用ください。
2 ご予約承りのメール、もしくは電話にて参加費、お振り込み先などをご連絡いたします。お振り込みは10日以内にお願いいたします。その期間が過ぎたときは、キャンセル扱いさせていただくことがあります。なお楽譜コピー代(受講生の方は送料も含めます)は当日実費にていただきます。
3 セミナー受講生になられた方は、次回講義の優先予約が可能となります。ただしその場合でも、正式なお申し込みは予約申込書、または予約問い合わせフォーム をご利用ください。
4 定員オーバーの時は、キャンセル待ち、次回同じテーマの講義の優先予約となります。ご了承ください。

参加費(2019年4月2日現在)
受講生 受講料 12000円 楽譜コピー代および送料(定形外郵便などで発送します)は実費(当日払い)
聴講生 聴講料 6000円 楽譜コピー代は実費(当日払い) なお、聴講生はダンス実技には参加できません。

納入方法 指定日までに一括納入にてお願いいたします。セミナー当日は事務作業ができませんので、受講料、聴講料の現金でのお受け取り、および領収書の発行はできません。事前にお振り込みできるかどうか各自お確かめください。ただし、楽譜コピー代などの実費については当日精算です。

参加費振込先 予約申し込み後、メールにてお知らせいたします。

その他

申し込みの締め切りについて--定員は20〜25名程度とします。定員に達し次第締め切らせていただきます。

申し込み受付・優先順位--申し込み受付は先着順とします。この場合優先順位は電話予約の順番を優先します。口頭で次回以降のテーマへの参加希望を伝えた場合も、必ず事務局に予約問い合わせフォーム、メールもしくは電話予約をしてください。

キャンセル待ちについて--定員満席の場合は「キャンセル待ち」ができます。開講前にキャンセルが出た場合は、申し込み順で繰り上げます。

参加費などの返却について--申し込み後、振り込まれた受講料、聴講料については、当該テーマの開講日1週間前以降は返却できません。あらかじめご了承ください。
予約問い合わせフォームへ
会場
会場は杉並公会堂 グランサロンです。
167-0043 東京都杉並区上荻1−23−15
Tel 03−3220−0401
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅北口から徒歩7分です。詳しい地図はこちらから。


特別編セミナー 第9回 講義テーマ
バロックダンスとは? 演奏との関連を考える

バロックダンスのいくつかのステップ(メヌエット、ガヴォット、サラバンド、リゴドン等)を使い、曲を演奏し同時に踊る事から得る様式感(フレーズ、装飾法)、拍の取り方、強弱の付け方、通奏低音奏法、ダンスを通しての音楽表現などを改めて考えます。

【プログラム】
第1部:バロックダンス実技T テクニックの基本
ブレ、メヌエット、ガヴォットを中心に

第2部:バロックダンス実技U
Tの復習
リゴドン、パスピエ、サラバンドなどにチャレンジ

第3部:舞曲を演奏してみましょう

【課題曲】

チェンバロ用

    Marche
  • Notenbuchlein fur Anna Magdalena Bach, BWV Anhang122 (C. Ph. E. Bach)
    Rigaudon (1er/ 2me)
  • Deuxieme livre de pieces de clavecin (J-Ph. Rameau)
    Menuet
  • Franzosische Suite III h-Moll BWV 814 (J. S. Bach)
    Gavotte
  • Franzosische Suite V G-Dur BWV 816 (J.S.Bach)
  • Franzosische Suite VI E-Dur BWV 817 (J.S.Bach)
    Passepied
  • Englische Suite V e-Moll BWV 810 (J. S. Bach)
    Chaconne
  • Chaconne de Phaeton, Pieces de clavecin (J-H. D'Anglebert)
歌手用
  • Lascia ch'io pianga (Handel)
  • La Matelotte (M.Marais)
なお使用楽譜はこちらからダウンロードして各自印刷してお持ちください。

課題曲楽譜

チェンバロ以外の楽器の方は舞曲と思われる曲を持参していただくか、事務局にご相談ください。また、上記の曲以外にご希望の曲がある場合も事務局にご相談ください。

特記事項

ダンス実習のため靴底の柔らかいシューズをご用意ください。(ハイヒール、サンダルは危険なので不可)
開始時間が15分早くなりました。また、会場には10時から入ることができます。ウォーミングアップのためにも早めに会場入りして下さい。


[担当講師]
<浜中 康子>(バロックダンス)
桐朋学園大学ピアノ科卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。ピアノを中山靖子氏に師事。W. Hilton、E. Campianu両氏のもとでバロックダンスを学ぶ。ピアノ演奏活動とともにバロックダンスの研究、公演活動をすすめ、「ヴェルサイユの祝祭I〜V」「舞曲は踊るT/U」(紀尾井ホール他)、また「ラ・フォル・ジュルネ」(東京/金沢公演)他では好評を博す。主な著書『栄華のバロックダンス ―舞踏譜に舞曲のルーツを求めて―』、DVD『宮廷の華/バロックダンスへの招待T、U』(音楽之友社)。平成12年度文化庁派遣芸術家在外研修員として渡米。本年8月31日に「舞曲は踊るV」(第一生命ホール)開催予定。
現在、国立音楽大学、桐朋学園芸術短期大学、東京学芸大学、放送大学講師。東京バロックダンス研究会(Tokyo BDS)主宰。(浜中康子ホームページ

<岩淵 恵美子>(通奏低音)
上野学園大学音楽学部器楽学科チェンバロ専攻卒業。1983年ベルギーのモンス王立音学院に留学、プルミエ・プリを得て卒業。国立音楽大学音楽研究所に1994年より1999年まで勤務。第5回古楽コンクール・チェンバロ部門最高位入賞。沖縄県立芸術大学講師。
2019年6月13日(木) (杉並公会堂 グランサロン)
10:45 - 12:00 13:00 -14:00 14:15 - 15:30
予約問い合わせフォームへ

  時間 10:45 - 12:00
第一部
  13:00 - 14:00
第二部
  14:15 - 15:30
第三部
内容 テクニックの基本 昼食 バロックダンス実技U 休憩 演奏してみましょう。
13日 講師 浜中、岩淵   浜中、岩淵   浜中、岩淵

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